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起点作りとステルスロック — 「設置 1 枚」がなぜ勝率を 5% 動かすのか

「ステルスロックを撒いただけで勝率が 5% 上がる」という言い回しは、上位帯で頻繁に語られます。設置技は単発の火力ではなく、相手の交代を毎回削るので、サイクルが進むほど効果が累積するのが特徴です。Champions 環境でも依然として勝負を決める要素であり、構築段階で「撒く側」「対策する側」の両方を意識する必要があります。

最終更新日:2026-04-28

3 種類の設置技と効果

ステルスロックは交代した相手の最大 HP を、いわタイプの相性に基づいて削ります。4 倍弱点なら HP 1/2、半減なら 1/16 です。最も汎用性が高く、ほぼ全パーティが「撒く or 撒かれる側の準備」を強いられます。

どくびしは交代したポケモンを毒状態にします(2 枚積めば猛毒)。Champions 環境でも特性「ふゆう」「鋼/毒タイプ」以外には刺さるため、サイクルパへの嫌がらせとして強力です。

まきびしは交代した相手の HP を最大 1/4 削ります(3 枚積み時)。準備に時間がかかるため、起点作り役が複数行動できる構築でないと採用しづらい技です。

誰に刺さるか: 4 倍弱点と回復技持ちが標的

ステルスロックの最大の標的は、メガリザードンY・ファイヤー・ウルガモス・カイロス(バグ/飛行)など、ほのお/ひこう または むし/ひこう の 4 倍弱点持ちです。メガ進化のターンに HP 1/2 を持っていかれると、その後のサイクルがほぼ崩壊します。

どくびしは特に「いのちのたま」「とつげきチョッキ」を持った高耐久アタッカーに刺さります。回復ソースを持たないアタッカーは、毒ダメージで 3 ターンごとに HP を吐き出すため、動きの選択肢が一気に狭まります。

  • ステルスロック標的: メガリザードンY、ウルガモス、ファイヤー、カイロス、ボルトロス、サンダー
  • どくびし標的: ガブリアス、メガガルーラ、メタグロス(鋼半減で軽傷だが、毒は無効)
  • まきびし標的: 浮いていない交代頻度の高い枠全般

撒く側の構築: 起点作り役の選び方

起点作り役の三大条件は「先発適性が高い」「設置を撒いた後に起点にされにくい」「素早さ調整が確定している」です。Champions 環境ではキノガッサ(みがわり + キノコのほうし)、エルフーン(いたずらごころ)、フォレトス(がんじょう + ボディプレス)が定番です。

撒いた後に「ほえる」「ふきとばし」を併用できると、相手のドラパルト等が積んで起点化する流れを止められます。設置 + 流し技のセットは中級者の入口として覚えておく価値があります。

対策側の構築: 設置返しの 4 ルート

設置を許してしまった側の対処は 4 系統あります。1) こうそくスピン / コートチェンジで除去、2) マジックミラー / マジックガードで無効化、3) フィールド系特性(ミストフィールド等)で配置を阻害、4) 起点を上回るスピードで相手を倒し切る速攻構築。

上位帯では「マジックミラー持ちのエスパー枠」または「コートチェンジ持ちのドラパルト」を 1 枠採用するのが鉄板です。Champions のメタリザ環境ではコートチェンジによる「相手側にステロを返す」プレイの価値が再評価されています。

読了後のまとめ

設置技は「撒く側」と「対策側」の両軸で考えないと、構築のどこかで穴が空きます。先発枠を選ぶ際は「設置を撒くか、撒かれた設置を消せるか」のいずれかを必ず満たすようにしましょう。

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